前々回、前回と連載してきました合格体験記も今回で最終回となります。
その後、残り科目の「金融、ライフ・リタイアメント、相続」も再度過去問を中心によい結果のでた前回同様のやりかたで勉強しました。
しかし、どうしても合格できないのです。
そこでもう一度自分自身をリセットするきっかけがほしくてFPKの「通信」に切り替えました。FPK刊行の「精選過去問題集」は大変ボリュームのある問題集ですが1問ずつ解答解説に目を通しながら何度も解きました。
「ライフ・リタイアメント」では難関ポイントとされている係数表活用の複雑な問題、年金計算があります。係数問題はどの係数表を使うかイメージが大切ではないかと思います。年金は計算過程を間違わないようにしないと答えが全く違ってきます。又試験では間違った答えも準備されています。
CFPの合格ラインは公表されていませんが70点で「確実」64点ぐらいが「ボーダーライン」ではないかと言われていますので全体の8割解答その8割正解で64点と考えると、出題頻度の高い問題及び定番問題は必ず解けるようにしました。
結果「ライフ・リタイアメント」「相続」合格でした。
あと1科目「金融」です。
再度、気持ちを引き締めなおし、基本に戻ろうと思いました。
CFP試験は4択問題です。
まず精選過去問題集の1問を解き、間違ってなくても間違っていても解答解説を丁寧に読みました。
それから、過去問題集を最後まで解き終わると又最初のページから解いていきました。
次に間違った問題だけ解答解説を読みます。
その作業を間違わなくなるまで何回も何回も繰り返しました。
特に苦手な外貨建て金融商品には力をいれました。幾度となく過去問題集を解いているとある時からどんな国の通貨の問題が出題されても不思議と解けるようになりました。根気のいる勉強でした。
その地道な努力が実を結び、やっと「金融」合格です。
全科目合格を手にして晴れて「CFP」誕生です。(うれしぃ~)
どの資格取得も同じだと思いますが、「熱い思い」を持ち続けあきらめず頑張った人が合格という栄冠を手に入れるのだと思います。
わたくし自身、時間もかかりまた、幾度となく不合格という苦い思いも経験しましたが、「独立系のFPになる。」という目標だけは何故か揺らぐことがなかったです。また、これらの経験は必ずこれからの活動に活かされると思っています。
この記事を読んでくださった方にわたしの学習方法が参考になったり、「あきらめない」でがんばっている行動をみて勇気がでたりして、少しでもお役にたてたらうれしいです。
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